「いい物件はすぐに売れてしまいますよ!今すぐ申し込みましょう!」
不動産屋に行くと、必ずと言っていいほどこの言葉を聞かされます。
確かに、人気エリアの物件は足が早いのが現実です。
特に飯田グループのような価格の魅力的な新築は、
週末ごとに状況が変わります。
しかし、私はあえてこう言います。
「焦って買わないでください」
「まずは、その物件の『デメリット』を徹底的に洗い出しましょう」
なぜ、不動産屋である私が、
お客様の「買いたい気持ち」にブレーキをかけるようなことを言うのか。
今日は、私が大切にしている「売らない不動産屋」としてのポリシーと、
失敗しない家探しの考え方についてお話しします。
Contents
「売ること」がゴールの営業マン、「住んだ後」を考えるパートナー
多くの不動産会社にとって、ゴールは「契約」です。
だからこそ、物件の良いところ(メリット)を強調し、契約を急かします。
しかし、お客様にとってのゴールは契約ではありません。
「その家で、10年後も20年後も笑顔で暮らすこと」が本当のゴールはずです。
だからこそ、私は「その家を買うことで発生するリスク」を先に伝えます。
・「このエリアはハザードマップで見ると浸水リスクがあります」
・「この道路は狭いので、将来の建て替えでセットバックが必要です」
・「隣の空き地に、将来高い建物が建つ可能性があります」
これらを包み隠さずお伝えした上で、
「それでもこの価格なら買う価値がある」と判断できた場合だけ、
背中を押します。
逆に、お客様が気に入っていても、
プロの目から見て危険だと判断すれば、
「この物件はやめておきましょう」とお止めします。
飯田グループの物件こそ「冷静な判断」が必要
私は飯田グループの物件を数多く取り扱っており、
その品質の高さもコストパフォーマンスの良さも熟知しています。
だからこそ断言できますが、
建物自体に大きな差がない分、
「どの土地(場所)を選ぶか」で資産価値が決まります。
「新築で安いから」という理由だけで飛びつくと、
後で取り返しのつかない後悔をすることになります。
・実は、もっと条件の良い未公開物件があるかもしれない
・住宅ローンの銀行選びを変えるだけで、総支払額が何百万も変わるかもしれない
そういった「見えない部分」まで含めて比較検討するのが、プロの仕事です。
私たちが「セカンドオピニオン」を受け付ける理由
「もう他の不動産屋で案内を受けているんだけど…」
「契約直前なんだけど、少し不安になってきた…」
そんな方からのご相談も、実は非常に多いです。
そして、私はそれを大歓迎しています。
なぜなら、第三者の冷静な視点が入ることで、救える「失敗」があるからです。
もし、今検討している物件について、
少しでもモヤモヤする部分があるなら、一度立ち止まってください。
「その物件、素晴らしいですね!自信を持って進めましょう」と言えるなら、
それが一番の安心材料になるはずです。
家探しで本当に大切なのは「納得感」
家探しで本当に大切なのは、
「良い物件を見つけること」よりも、
「間違った物件を選ばないこと」です。
もし今、
・気になっている物件がある
・契約を急がされていて少し不安がある
・この判断で本当に大丈夫か迷っている
そんな状態であれば、
一度立ち止まって、第三者の視点で整理してみるだけでも、
見え方が大きく変わることがあります。
相談先は、必ずしも私たちでなくても構いません。
ただ、「売ること」よりも「守ること」を優先してくれる相手かどうか、
そこだけは大切にしてください。