転勤族のマイホーム購入は「損」か「得」か? 失敗しないタイミングと「貸せる物件」の選び方

転勤族のマイホーム購入は「損」か「得」か? 失敗しないタイミングと「貸せる物件」の選び方

「どうせすぐ転勤になるから…」

職業柄、転勤が多い「転勤族」にとって、
マイホーム(新築戸建て・マンション)の購入は
非常に悩ましい問題ですよね

「買ったばかりで転勤になったらどうしよう」
「家族と離れて単身赴initはしたくない」
「かといって、一生賃貸で家賃を払い続けるのも不安だ」

このような不安から、
購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。


しかし、購入のタイミング物件選びのコツさえ押さえれば、
転勤族であってもマイホーム購入は「損」どころか、
将来の「資産形成」につながる大きなチャンスとなります。


この記事では、不動産のプロとして、
転勤族の方がマイホーム購入で失敗しないための
2つの重要な「答え」を解説します。


 

悩み:いつ買うべきか?


→ 答えは「健康で、ローンが組める今」

多くの方が「転勤が落ち着いたら」「子供が大きくなったら」と、
購入を先延ばしにしがちです。

しかし、不動産購入の観点では、

「健康で、社会的な信用がある今」
こそが最適なタイミングと言えます。

なぜなら、ほとんどの方が利用する
「住宅ローン」が関係しているからです。

 

団信(団体信用生命保険)は、健康でないと入れない

 

住宅ローンを組む際、
多くの場合「団体信用生命保険」(通称:団信)への加入が求められます。

団信は、ローンの契約者が死亡したり、
高度障害状態になったりした場合に、
残りのローン残高が保険金で完済される仕組みです。

家族に残す「家」という資産を守るために、非常に重要な保険です。

しかし、この団信は生命保険の一種です。
加入時には必ず審査があり、持病や既往歴、

現在の健康状態によっては、
審査に落ちて加入できないケースがあります。

年齢を重ねれば、それだけ健康リスクも高まります。

「あの時、健康なうちにローンを組んでおけばよかった…」
と後悔しないためにも、
健康で働けるうちに購入を検討することが、実は非常に合理的なのです。


また、多くの金融機関では通常ローンの完済年齢(例:80歳まで)と
定められています。

定年退職後も返済が続くと生活が厳しくなるため、
「健康」「完済年齢」の両面から、購入は早い方が有利なのです。


 

悩み:どんな物件を選ぶべきか?


→ 答えは「自分が住まない時も“貸せる”物件」

 

転勤族の方の物件選びは、
一般的な方と視点を変える必要があります。

それは、「自分が住みたい家」であると同時に、
「他人に貸せる家」という視点です。

転勤で一時的に住めなくなった場合、
その物件を賃貸に出すことを想定してください。


「戸建ては貸しにくいのでは?」

と思われるかもしれませんが、
そんなことはありません。

特にご家族でお住まいになるような新築戸建ては、
ファミリー層向けの賃貸物件として非常に需要が高く、
エリアによっては希少価値さえあります。

もし、月々の家賃収入がローン返済額を上回れば
(キャッシュフローがプラスになれば)、

それはもう「負債ではなく資産」です。

自分がどこに住んでいても、
家が自分のためにお金を稼いでくれる状態になります。

「貸せる物件」を選ぶには、自分の好みだけでなく、
「借り手の目線」で以下の条件を重視しましょう。

・駅からの距離(徒歩圏内が理想)

・周辺の利便性(スーパー、病院、学校、飲食店など)

・地域の賃貸需要(そのエリアの家賃相場)

・物件の状態(マンションなら管理体制、戸建てなら建物の品質や間取り)


これらの条件を満たす物件は、
将来「売りたい」と思った時にも値崩れしにくく、
資産価値が維持されやすいという大きなメリットもあります。

※重要:住宅ローンと賃貸の注意点 自分が住むことを前提とした「住宅ローン」は、投資用ローンより金利が低く設定されています。転勤などやむを得ない事情で賃貸に出す場合は、必ず事前にローンを組んだ金融機関に相談してください。無断で賃貸に出すと、契約違反として金利の高いローンへの切り替えや、一括返済を求められるリスクがあります。


 

まとめ

 

転勤族のマイホーム購入は、不安も多い反面、
しっかり計画すれば将来の大きな資産となり得ます。

  1. タイミング: 健康で「団信」に入れるうちに、早めにローンを組む。

  2. 物件選び: 自分が住まない時も「貸せる」資産価値の高い物件を選ぶ。

この2点を押さえることが、成功の鍵です。

私たちは、足立区を中心に、
葛飾区・江戸川区・墨田区・江東区といった城東地域
そして埼玉県(川口市・草加市など)のエリア特性にも精通しています。

これらの地域で

「万が一の時も貸しやすい新築戸建て」
「資産価値が落ちにくい物件」をお探しの際は、
ぜひ私たちにご相談ください。

転勤のご事情も踏まえ、最適なプランをご提案します。


▼次のステップへ:具体的な物件探しを始めましょう

次はいよいよ具体的な物件探しです。

以下の記事で、それぞれの物件選びの大切なチェックリストを
詳しく解説しています。

【→永久保存版】不動産購入 究極のチェックリスト|プロが実践する現地確認の全技術

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