「老後の資金や事業資金で、まとまったお金が必要だ」
「でも、長年住んだ愛着のある家から引っ越したくはない…」
こうしたお悩みを抱える方々の間で、
「リースバック」という方法が注目されています。
リースバックとは、
ご自宅を売却してまとまった資金を受け取り、
同時にそのご自宅と賃貸契約を結ぶことで、
売却後もそのまま住み続けられる仕組みのことです。
今回は、このリースバックについて、
基本的な知識から具体的な活用事例、
知っておくべき注意点まで、詳しく解説します。
Contents
「リースバック」と「買取り」の違いは?
ご自宅を現金化する方法として
「買取り」と「リースバック」は似ていますが、
大きな違いがあります。
どちらも買主が不動産業者になる点は共通です。
■ 買取り
今の状態のまま、すぐに不動産会社がご自宅を買い取るサービスです。
【メリット】短期間でまとまった現金が手に入ります。
【デメリット】家は売却してしまうため、次に住む家へ引っ越す必要があります。
■ リースバック
今の状態のまま不動産会社が買い取る、
までは同じですが、売却後も「家賃」を払うことで、
そのまま今の家に住み続けられるサービスです。
【メリット】引っ越すことなく、まとまった現金が手に入ります。
【デメリット】売却後は「賃貸」になるため、毎月の家賃支払いが発生します。
どちらの方法が良いかは、お客様の状況によって全く異なります。
私たちセンチュリー21 アイリンクスでは、
お客様の状況を伺い、
どちらが最適かを一緒に検討・ご提案することが可能です。
リースバックが活用される主なケース(お客様の事例)
リースバックは、具体的にどのようなお悩みを持つ方に
適しているのでしょうか。
センチュリー21グループのリースバックシステム
「売っても住めるんだワン」で、
実際に多かったご相談事例をご紹介します。
ケース1:老後の生活資金として
「年金だけでは生活が不安。でも生活環境は変えずに、ゆとりある老後を送りたい」
足立区や城東地区の下町は特に自営業者様も多く、
長年頑張ってこられた高齢者の方が、
将来の生活資金を確保するために活用されるケースが非常に多いです。
ケース2:住宅ローンやその他ローンの返済
「住宅ローンの返済が厳しくなってきた…」
「カードローンや教育ローンが複数あり、一本化したいが銀行に断られた」
リースバックで得た資金でローンを完済し、
月々の返済を「家賃」という形に切り替えることで、
生活を再建されたお客様もいらっしゃいます。
競売にかけられてしまう前の対策としても有効です。
ケース3:急な事業資金や教育資金の捻出
「事業資金が一時的に必要になった」
「子供の進学のために、まとまった資金が必要になった」
不動産担保ローンがすでに利用枠いっぱいの場合でも、
リースバックなら対応できる可能性があります。
ケース4:近所に知られずに現金化したい
「近所の人に知られずに、家を売却して現金を用意したい」
リースバックは通常の売却活動のように
「売り出し中」の広告などを行わないため、
周囲に知られることなく手続きを進めることが可能です。
漫画で分かる!センチュリー21のリースバック
こうした様々なお悩みに対応できるのが、
センチュリー21グループのリースバックシステム「売っても住めるんだワン」です。
「もっと分かりやすく知りたい!」という方のために、
漫画版の説明書もご用意しています。ぜひご覧ください。
【→ リースバック漫画版説明書はこちら】
知っておくべきメリットと注意点(デメリット)
リースバックは非常に便利な仕組みですが、
利用する前に必ず知っておくべき注意点もあります。
【主なメリット】
1.まとまった資金が手に入る:売却代金が一括で入金されます。
2.引っ越しの必要がない:住み慣れた家で、そのままの生活を続けられます。
3.近所に知られにくい:売却活動を行わないため、プライバシーが守られます。
4.税金の負担がなくなる:売却後は所有者でなくなるため、固定資産税や都市計画税の支払いが不要になります。
5.将来の「買い戻し」:契約内容によりますが、将来的に資金ができれば、その家を再び買い戻せる特約を付けられる場合があります。
【主な注意点(デメリット)】
1.家賃が発生する:売却後は「賃貸」になるため、毎月の家賃の支払いが発生します。
2.売却価格が相場より安くなる傾向:買い手は「投資」として購入するため、通常の市場価格(相場)よりも売却価格が低くなるのが一般的です。
3.買い戻し価格:将来買い戻す際の価格は、売却した時よりも高くなるケースがほとんどです。
まとめ(足立区でのご相談はアイリンクスへ)
リースバックは、「今の家に住み続けたい」というご希望を叶えつつ、
資金問題を解決できる強力な選択肢の一つです。
しかし、毎月の家賃負担などを考えると、
すべての人にとって最適な方法とは限りません。
お客様の状況や将来設計にとって、
リースバックが本当に最善の選択なのか、
それとも通常の売却や買取りが良いのか。
私たちは、お客様のお話をじっくり伺いながら、
最適なプランをご提案します。
「自分の場合はどうなんだろう?」
「まずは詳しく話を聞いてみたい」
という方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ちょっとまって、その前に
マイホーム(戸建てやマンションなど)を売却した翌年には、
確定申告が必要になる場合があります。
「そもそも、売却したら全員が確定申告をしなければならないの?」
「利益も出ていないし、税金を納める必要がない場合でも申告は必要?」
が気になる方は、先にこちらの記事をどうぞ